Foundation Overview
財団概要

本財団は、国際的な視野のもと、学術研究並びに海外留学に対して助成を行い、
もって人々の生活の質の向上と平和で安全かつ豊かな社会の発展に寄与することを目的とする。

財団の概要

名称 公益財団法人 渡邉財団(旧磁気健康科学研究振興財団)
(英文名)The Watanabe Foundation
設立年月日 平成6年5月23日
公益財団法人移行日 平成23年4月1日
所轄行政庁 内閣府
基 金 30億10万円
所 在 地 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-13-17
TEL 092-724-3605
FAX 092-724-3690
Mail: zai@watanabe-zaidan.or.jp

財団ヒストリー動画

名誉会長

渡邉 利三 The Toshizo Watanabe Foundation : Chairman Emeritus

理事・監事・評議員

理事 Directors
小谷 誠(理 事 長) 東京電機大学:名誉教授:第5代学長
相澤 好治(副理事長) 北里大学:名誉教授
竹内 陽二(専務理事) 株式会社NIKKEN:代表取締役 社長
井出 英人 青山学院大学:名誉教授
上野 照剛 東京大学:名誉教授
大久保千代次 一般財団法人 電気安全環境研究所 電磁界情報センター:所長
北村 唯一 東京大学:名誉教授
多氣 昌生 東京都立大学:名誉教授
龍岡 穂積 医療法人社団 知己会:理事長/千葉大学:客員教授
監事 Auditors
青木 明人 平塚市民病院:名誉病院長
土肥 健純 東京大学:名誉教授/東京電機大学:名誉教授
評議員 Councilors
井上 浩義 慶應義塾大学 医学部化学教室:教授
岩坂 正和 広島大学 ナノデバイス研究所:教授
内川 義則 東京電機大学:名誉教授
川勝 真喜 東京電機大学 システムデザイン工学部:准教授
清野 正子 北里大学 薬学部 公衆衛生学教室:教授
鈴木 基文 キッコーマン総合病院 泌尿器科:主任部長
関野 正樹 東京大学 大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 :教授
布元 千晶 株式会社NIKKEN:システム管理室長

事業内容

本財団は、目的を達成するため、次の事業を行う。

磁気健康科学に関する研究及び技術動向等調査・研究に対する助成

自然科学分野及び人文科学分野における学問及び研究に係る海外留学助成

自然科学分野及び人文科学分野における情報の収集及び提供

自然科学分野及び人文科学分野における普及及び啓発

その他この法人の目的を達成するために必要な事業

基金寄附者

  • ①渡邉利三
  • ②株式会社NIKKEN
  • ③岡井治(元理事)
  • ④三菱UFJ銀行
  • ⑤西日本シティ銀行
  • ⑥RP東プラ株式会社
  • ⑦株式会社オービック
  • ⑧協和しげ松株式会社
  • ⑨西部化成工業株式会社
  • ⑩フジメン株式会社
  • ⑪山九株式会社
  • ⑫ブリヂストン化成品株式会社
  • ⑬日本寿健株式会社
  • ⑭丸紅株式会社

沿革

1994年5月

財団法人磁気健康科学研究振興財団 設立

1994年5月

初代理事長に大島 正光先生(東京大学名誉教授)が就任

1994年8月

会報誌「磁気と健康」創刊

1995年3月

第1回磁気研究助成金贈呈式開催(助成件数16件・助成総額2800万円)

1998年3月

研究助成金累計額が1億円達成(累積件数71件)

2006年6月

第2代理事長に齋藤 正男先生(東京大学名誉教授)が就任

2007年3月

研究助成金累計額が2億円達成(累積件数179件)

2010年6月

第3代理事長に小谷 誠先生(東京電機大学名誉教授)が就任

2011年3月

公益財団法人の認定を受け「公益財団法人磁気健康科学研究振興財団」へ移行

2014年3月

JAXA「はやぶさ」プロジェクトマネージャ川口 淳一郎氏による設立20周年記念特別講演会を開催

2018年8月

30周年記念特別研究助成 設置

2019年3月

研究助成金累計額が3億円達成(累積件数287件)

2019年4月

奨学金事業認可を受け「公益財団法人渡邉財団」に名称変更

2019年6月

渡邉利三氏(元専務理事)の寄附により「渡邉利三国際奨学金基金」設立。基金総額14億4千10万円となる

2019年8月

故岡井治氏(元理事)の遺贈により「岡井治特別研究助成」設置

2019年11月

第1回国際奨学金募集を開始

2020年8月

バーチャル授与式及びノーベル賞受賞者 大村 智 先生による特別講演会を開催

2022年6月

BioEM 2022 国際生体電磁気学会 プラチナスポンサー(最高位)

2022年7月

磁気研究助成・海外留学助成 合同助成金授与式 開催

2023年6月

研究助成金累計額が4億円達成(累積件数:372件)

2023年9月

名誉会長 渡邉 利三 氏の寄付により、基金総額30億10万円となる

2024年6月

30周年記念式典及びノーベル賞受賞者 大隅 良典 先生による特別講演会を開催

歴代理事長

初代理事長 大島 正光

初代理事長(1994~2006年)

大島 正光

医学者で東京大学名誉教授。医用電子工学、人間工学、宇宙医学などを研究。日本ME学会など、数多くの学会の理事長、名誉会長を歴任。ノーベル化学賞受賞者の野依良治 氏は娘婿。

1938年
東京帝国大学医学部 卒業
1941年
海軍航空技術廠航空医学部
1956年
防衛庁航空幕僚監部衛生課 入庁
1958年
航空医学実験 隊長
1963年
東京大学 教授
1970年
日本ME学会 会長
1973年
日本人間工学会 会長
1974年
財団法人交通医学研究財団 理事長
1975年
財団法人医療情報システム開発センター 理事長
1976年
日本宇宙航空環境医学会 理事長
1983年
日本医療情報学会 会長
1986年
勲二等瑞宝章受章
第2代理事長 齋藤 正男

第2代理事長(2006~2010年)

齋藤 正男

東京大学医学部医用電子研究施設基礎工学 初代教授を務め、ME国際学会IFMBE会長を歴任、指導的立場で世界のME研究を牽引する。

1956年
東京大学工学部電気工学科 卒業
1974年
東京大学医学部 教授
1979年
国際医用生体工学連合(IFMBE)会長
1982年
国際MBE学会 会長
1991年
国際医用生体工学会議(ICMBE)委員長
1994年
東京電機大学工学部 教授
1994年
東京大学 名誉教授
1995年
International Conference on Biomedical Engineering 大会長
1998年
産業技術審議会・日本工業標準調査会 委員
2002年
電子情報通信学会 フェロー称号
2004年
東京電機大学 名誉教授
2012年
日本コンピュータ外科学会 名誉会員
第3代理事長 小谷 誠

第3代理事長(2010年~現在)

小谷 誠

1972年、世界で初めてSQUID磁束計を使って、人間の磁界を計測することに成功(磁界計測装置の開発)。1990年に57億円の国家プロジェクト「高度脳磁場計測装置開発」の主要メンバーとして活躍。自身の研究成果がきっかけとなり、1991年、日本全国においてスパイクタイヤの使用が禁止となる。

1977年
東京電機大学工学部 教授
1995年
ヒロセ国際奨学財団 理事
1995年
ライフサポート学会 会長
1997年
日本生体磁気学会 会長
1998年
東京電機大学 第5代学長
2005年
似鳥国際奨学財団 理事
2007年
ロッテ財団 評議員
2007年
文部科学省 科学技術・学術審議会 委員
2008年
東京電機大学 名誉教授
2013年
カシオ計算機株式会社 社外取締役
2013年
神山財団 評議員
2015年
瑞宝中綬章 受章
2015年
日本電気技術者協会 副会長

名誉会長

名誉会長 渡邉 利三

名誉会長(2019年~現在)

渡邉 利三

米国公費留学から帰国し、1年半外資系コンサルティング会社に勤務。その後、1975年独立起業し教育事業(英語学校、大学受験予備校)を始める。1989年に米国市場開拓を依頼されNIKKEN INC.を北米3か国に広げ、その後、事業を欧州、中南米、アジア諸国38か国に拡大する。引退後、2008年以降は奨学金財団事業に専念する。

1971年
マサチューセッツ工科大学 ベイシスプログラム修了(全額奨学生)
1973年
ブランダイス大学 政治学士号取得(ウィーン国際全額奨学生)
1992年
ペパーダイン大学院 経営管理修士号取得
2003年
カリフォルニア州立アーバイン校病院 感謝状受賞 Nikken診断センター
2008年
ザ トシゾウ ワタナベ ファンデーション501(c)(3) 創設
2010年
ケンブリッジ大学 ジャッジビジネススクール 財団基金資産管理プログラム修了
2016年
ハーバード大学ビジネススクール ノンプロフィット運営管理プログラム修了
2016年
アメリカ合衆国 国務省感謝状受賞
2019年
ブランダイス大学 ライフタイム アチーブメント アワード受賞
2019年
アイスランド共和国 ファルコン勲章受章
2019年
日米文化会館 (JACCC) チェアマンズアワード受賞
2022年
日本政府 紺綬褒章受章(渡辺商事)
2023年
日本政府 令和5年度 外務大臣表彰受賞

助成件数

助成件数の詳細は、こちらよりご覧いただけます。

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